ドラゴンボールZ Sparking! NEO

ドラゴンボールZ Sparking! NEO

『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』は、スパイクが開発し、バンダイナムコゲームスが発売した3D対戦アクションゲームです。この作品は『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズの続編であり、さらなる進化を遂げた新しい要素や多彩なキャラクターが登場します。

作品概要

本作では新キャラクターやバトルの際に変身できるシステムが導入されました。プロデューサーの三戸亮は、続編名を『NEO』にした理由について、前作でプレイしていないユーザーが遊びにくくなることを避けるためと説明しています。ゲームには120人を超えるキャラクターが収録されており、これに伴ってプロモーション素材でも新キャラクターを紹介するスタイルが採用されました。販売本数は117万5千本を記録し、ファンからの支持を得ています。

プラットフォームの違い

『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』は、PS2版とWii版の2つのプラットフォームで展開されています。PS2版はオリジナルのプラットフォームでしたが、以降の作品からはWii版も開発されました。Wii版では、グラフィックやロード時間に改善が施されましたが、操作方法は大きく異なります。ヌンチャクのスティックで移動する一方、必殺技を放つには実際の動作を模倣する必要があります。例えば、「かめはめ波」を放つ際には両手を引き寄せて前方に突き出すことで発動します。

ゲームモード

1. ドラゴンアドベンチャー: RPG形式で物語を進め、キャラクター強化の要素も存在します。サイヤ人襲来から劇場版までのストーリーが収められており、プレイヤーは原作に沿ったイベントをクリアしながら進みます。
2. アルティメットバトルZ: 対戦を行いながらカリン塔の頂上を目指すモードです。各コースでZアイテムを獲得でき、バトルの評価を戦闘力として示されます。
3. ドラゴントーナメント: トーナメント形式でゼニーを稼ぐことができ、獲得ゼニーによってガイドキャラクターである18号との好感度が上がる仕組みです。
4. 超修行: チュートリアル機能が強化されており、操作方法を実際に動かしながら覚えられます。
5. アイテムショップ: ゼニーを使用してZアイテムの購入や不必要なアイテムの売却が行えます。他にも、データセンターやドラゴンライブラリーなどの機能があり、プレイヤーが楽しめる要素が豊富です。

キャラクター

本作の魅力の一つは、豊富なキャラクター陣です。PS2版には129人、Wii版には135人が登場し、シリーズの人気キャラクターが多彩なフォームで再現されています。新キャラクターとしても、ベジータの新しいフォームや、さまざまな敵キャラクターが用意されています。

IFストーリー

ゲーム内では、IFストーリーも楽しめます。ここでは想像上のシナリオが展開され、ラディッツ、ザーボン、悟空の視点から物語が描かれます。プレイヤーは新たな展開を体験し、キャラクターの新たな一面を発見することができます。

結論

『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』は、シンプルなアクション要素と深みのある物語、そして多彩なキャラクターを通じてプレイヤーを魅了します。魅力溢れるバトルを楽しみながら、原作のストーリーを再体験できるこの作品は、ファンにとって見逃せないタイトルであると言えるでしょう。

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